プロローグ
俺が求めているのはいつでも同じこと。
幼なじみのお前と、これから先も一緒にいたいということ。
来年も、さ来年も、これからもずっと思い出を積み重ねていきたい。
それだけだ。
お前のいない人生など、俺の半身が欠けたようなものだ。
きっといつまでも探し求めてしまうだろう。
無くすわけにはいかない。
お前には幸せでいてほしい。
誰にも渡したくない。
決めるのはお前だ。
もしも俺でない奴を選ぶとしたら
応援してやれるだろうか。
俺の心は理想と欲望の矛盾だらけだ。
それでも、最後に残るものはお前の幸せであるよう・・・。