翌日には全員すっかり元気になった。
バーベキューの地獄絵図を反省し、今後は自炊させるイベントは行わないと、スタッフの会議で決まった。
ホテルで朝食をとるところから、カメラがメンバーを追い続ける。
だいたいのシナリオを決めたところで、そのとおりにはいかないメンバーらしい。
こうなったらとにかくカメラで追って、撮り溜めた映像を日本の編集でうまく取り繕ってもらうことにした。
宿の部屋にも、ワゴンにも固定タイプのカメラが設置されたし、同行する数名のスタッフもハンディタイプのカメラを持ち歩いた。
今日番組側で用意したイベントはお祭りだった。
江戸の祭りといえば賑やかなものである。
朝から祭り会場へ繰り出し、メンバーには屋台の設営や手伝いをさせる。
手伝いの間に恋が芽生えれば、きっと夜の祭り本番には燃え上がるだろうという展開を期待してのことだ。
日も高く人気もまばらな祭り会場にメンバーたちが到着する。
そこで、人手が足りなくて困っているという人物に出会った。
平賀源外という老人で、からくりという機械の整備に人手を欲しがっていた。
「やるアル!やるアル!」
興味津々の神楽の意見で、一行は祭り会場の一角に設置した源外の簡易ラボへと移動した。
源外はうす汚れたツナギを着て、いかにも江戸っ子らしいべらんめぇ口調で喋る快活な老人であった。
「今夜は将軍様にお見せするからくりのショータイムがあるんだ!おめぇら、突然で悪いがここにある部品、磨きあげてくれぃ!」
女子たちが布で部品をピカピカに磨き上げる間、男子たちは源外に呼ばれて力仕事を手伝わされた。
スタッフたちもそれぞれカメラでメンバーの働きっぷりを追った。
しかし、こうして男女別々に働かされては、一向に男女間で恋の芽生える隙など生まれない。
番組的には男女をペアさせたかったが、源外がそれを許さなかった。
女子3人は、それぞれ楽しく作業をしている。
相変わらずお妙と九兵衛が二人で仲良く話しに華を咲かせていた。
「この口紅は何!御意、御意っていつもアナタそればっかり!」
神楽はからくり相手に、ドロ沼な昼メロ設定のママゴトをして遊んでいる。
男子3人は重い部品を運んだりさせられている。
「おい、持ち上げるぞ。いいか、せーの」
「ちょ、多串君タンマ!ぜってーこれ俺の方が重い!」
からくりの腕になる部品を持ち上げることは、1人では無理だった。
部品の左右から土方と銀時が呼吸を合わせて持ち上げる。
「うるせえ、グダグダ言うな、ていうか土方だ。おら、せーの!」
「テメ・・・強引にしやがって・・・重い・・・ッ!こっち1人じゃ無理ィィ・・・」
「そーいや、何時の間にか総悟の奴が消えたな」
「今はそれどころじゃねええ!おおおお落ちるうううううう!!!」
土方と銀時が口喧嘩をしながら作業をこなす間、沖田はその場所から姿を消していた。
後で分かったことだが、沖田は木陰で昼寝に勤しんでいたのだった。
結局、共同作業による連帯感が生まれたのはお妙と九兵衛、土方と銀時だけという番組の意向から外れたペアだけだった。
源外のラボから解放された頃にはあたりはすっかり夕焼けの時間だった。
何時の間にか祭り会場には屋台が営業を始め、人手も多くなってきている。
「けっこう大変だったわね」
「頑張ったな、妙ちゃん」
笑顔で微笑みあうお妙と九兵衛。
「お前が重い方ばっかり持たせるから、腕がいてーよ」
「いや、重さは同じだ。お前の体力が無いだけだ」
眉間に深くシワを寄せて睨みあう銀時と土方。
ラボから出てきたのはこの4名だけだった。
「・・・あれ、なんか・・・足りなくね?」
銀時の呟きに、一同が頷く。
そのころ、すでに祭り会場の屋台で戦いが起こっていた。
神楽と沖田が、片っ端から屋台で勝負しまくっている。
ふたりともあまりに無茶な戦い方をするので、全壊する屋台も少なくない。
二人を探し回っていた銀時たちも、屋台の賑やかさにすぐに二人の存在に気付いた。
謎のオーラを放ちながら、異様なテンションで射的をしている。
しまいには勝負は景品だけでなく屋台にいる、まるでダメなオッサンを的にするほどまでにエスカレートしていた。
最終的にこの射的の屋台は、全ての景品を奪われ、店主も丸裸にされ、屋台も壊されてしまった。
神楽と沖田は次の屋台に向かって歩いて行く。
それを面白がったギャラリーが輪になって盛り上げる。
「・・・オイ、何だあいつら。まさか伝説の妖怪・祭り囃子か!」
銀時の驚愕したような声に「いや、違うと思う」と冷静に答えたのは土方だった。
もうこの際、沖田と神楽は放っておいて4人で祭りを楽しもうという事になった。
銀時、土方、お妙、九兵衛。
(そいうえば土方はお妙が目当てだったっけ)
銀時はふとそれを思い出して、わざと積極的にお妙の横に並び話し掛けてエスコートした。
当然、背後から土方の鋭い視線が突き刺さる。
(フン、ざまあみろ。お前なんかには負けねー!)
銀時が振り返って土方をニヤリと笑う。すると今度は九兵衛からも鋭い視線が突き刺さった。
「おい、お前、あんまり妙ちゃんにくっつくな」
しかも九兵衛の嫉妬はストレートすぎて、さすがの銀時もそう言われるとたじろいでしまう。
「いいのよ、九ちゃん。私、銀さんみたいなお金のない人には、まっっっったく興味がないもの」
にっこりと笑顔で、しかもきっぱりとそう言い放つお妙。
「ちょ、男は金じゃねーぞコラ!」
銀時ががっかりと肩を落としてお妙の横から一歩下がる。
と、同時に九兵衛が一歩前へ出て、お妙の横に並ぶ。
すると自然に銀時の横に並ぶのは土方だった。
「一瞬にして、フラれたな」
土方は柄にもなくニヤニヤと笑って、銀時をからかった。
「うるせっ」
本気ではなかったにしろキッパリと振られて、さすがの銀時も意気消沈してしまった。
お妙が駄目なら九兵衛を口説くか・・・と思った銀時だが、お妙の時以上に手厳しく振られるのは目に見えている。
「あーあ、俺、何しに来たんだろう」
すっかり落ち込んだ銀時がそう呟くと、土方がフッと笑う。
「テメーは見ていて飽きねーな」
「どう見てもこのメンバーが悪いだろコレ。恋愛無理だろ。はやく女が入れ替わればいいのによ!」
前を歩くお妙と九兵衛の背中を見ながら、銀時が口を尖らせる。
「心配するな。じきに俺がお妙を連れて帰るから、そうしたら女が1人入れ変わるぜ?」
「連れて帰るってお前・・・オトす気満々だな!いくら何でも自信過剰なんじゃねーの!」
事も無げにお妙を連れて帰ると言い放つ土方に、銀時は呆れた声をあげる。
「つべこべ言うなよ。そうなればお互いに問題解決じゃねえか、協力しやがれ」
「協力ったって、なあ・・・」
賑やかな人ごみの中、屋台に並ぶオレンジ色の裸電球が美しかった。
隣に並ぶ土方を始めメンバーとはまだ顔を合わせて数日しか立っていないが、少しは仲良くなれた気がしていた。
けれど土方は、お妙を連れてすぐにでも消えてしまいたいのだろう。
こんなに楽しげな場所にいつのに、銀時はひどく寂しくてつまらない気持ちになった。
「おい、お前、焼きソバ食べるか?」
前を歩いていた九兵衛が、手にした焼きソバを持って銀時に近づいてきた。
お妙は近くにあるヨーヨー釣りの屋台の前でしゃがみ、遊んでいた。
「おー食う食う・・・で、何で俺にくれるんだ?」
九兵衛が差し出したパックに入った焼きソバを、銀時は怪訝そうに見る。
仲のよい間柄ならば、一緒に食べることもあるだろう。
しかし銀時と九兵衛は、一つの焼きソバを分け合って食べるほどに仲良くはないように思われた。
「いや、実は、買ったはいいが僕の嫌いなキノコが入っていて・・・なんか形が気持ち悪い」
九兵衛も言いにくそうに小声になりながら、忌々しげに焼きソバを見つめた。
「そーいう事なら俺が食ってやるよ」
銀時が九兵衛の手から焼きソバのパックを受け取る。
と、その時、銀時の手が九兵衛の手に触れてしまった。
(ヤベ・・・投げられる!)
銀時はその瞬間に危険を察知し、身体を強張らせた。
九兵衛も手が触れたことに驚き、カッと片目を見開く。
二人の間に息の詰まるような緊張感が生まれる。
しかし、いつまでたっても銀時の身体が投げ飛ばされることは無かった。
「あ・・・あれ・・・お前どうした?投げねーのか」
「ああ・・・何故だろう、お前には触れられても平気みたいだ」
二人とも驚きながら、きょとんとお互いを見つめ合う。
「男に触られても平気なんて・・・お前、お妙の卵焼きのせいで、まだ体調おかしいんじゃねーか」
銀時が「これでどうだ」とおそるおそる九兵衛の手を握る。
それでも九兵衛はケロリとしていて、緊張する気配もない。
「どうしたんだろう、僕は・・・」
九兵衛も愕然とした表情で、銀時の手を握り返す。
「ど、どうだ?」
「・・・平気みたいだ・・・」
お互いにびくびくとしながら手を握り合う。
銀時は思い切って、肩に触れてみたが投げられることはなかった。
そのまま、銀時は九兵衛の身体を抱き寄せて、両腕でしっかりと抱きしめた。
「これはどうだ!」
「ああ・・・投げるほどの衝動はないが、普通に不快だ、吐き気がする。離せ」
銀時は九兵衛を腕の中から解放し、嬉しそうにこう言った。
「他の奴はどうだか知らねーが、少なくとも俺だけは平気ってことは・・・俺と恋愛できるんじゃねーの?どーですか、俺と一発・・・」
「バカを言うな。僕は妙ちゃんのことで頭が一杯だ。お前なんかと付き合う気はない」
九兵衛らしくきっぱりと銀時を振った。
「ま、そう言うと思ったぜ」
銀時は残念そうに笑い、肩をすくめてみせた。
九兵衛はまじまじと銀時の姿を眺めて何か考えている様子であったが、暫くして「もしや」と口を開いた。
「お前は確かに男だが・・・普通と違う雰囲気が・・・」
「違う雰囲気って、どういうモンだ?」
「受け・・・っぽいから、だろうか」
「・・・は?」
銀時は、ほんの少し頬を赤らめる九兵衛に対して首をかしげる。
発言の意味が分からなかったのだが、たとえ分かったとしても猛反対していただろう。
銀時と九兵衛が話しをしている様子を、ヨーヨー釣りをするお妙の傍らに立っている土方が見ていた。
人ごみにまぎれているので、何を話しているのかは土方には聞こえなかった。
ふたりは焼きソバを分け合ったり、手を取り合ったり、しまいには抱き合ったりしているのだ。
男に触られると投げてしまう九兵衛が、銀時に抱きしめられている、そんなことはにわかに信じ難い。
今もやけに親密そうにひそひそと話しているし、あの無愛想な九兵衛がほんのり頬を赤らめて照れている様子だった。
土方はあまりの事態に目を見開いて驚いていた。
「・・・なんだってんだ、あいつ」
お妙にチョッカイを出して振られたばかりだというのに、もう九兵衛に手を出している。
しかも、どこか上手くいっているように見える。
ついさっき自分の隣でしょげかえっている時には可愛げもあったというのに・・・そう思うと面白くない。
土方にとっては銀時と九兵衛のことなど関係ないはずだった。
けれどふたりが親密にしている様子に、やけに苛立つ。
(そりゃきっと自分の目的が上手くいっていないからだろう、だから苛々するんだ)
土方は気を引き締め、その「目的」を果たすため、傍らでヨーヨーを釣って楽しんでいるお妙に声をかけた。
「なあ、頼むから俺と一緒に帰ってくれ」
「まあ土方さん、またそのお話ですか?私にはそんなつもりはありませんと、何度言えば分かるのかしら」
土方がお妙の横に並んで小声で言うと、今まで楽しげにしていたお妙の笑顔が曇った。
張り付いた笑顔はそのままだが、明らかに機嫌が悪くなっている。
「俺と恋仲になったフリをしてもいいし、アンタが1人でリタイアしてくれても構わない。とにかくこんな番組は降りてくれ」
土方は出来るだけ穏やかに、説得を続けた。
「しつこいのね。そんなにあのゴリラストーカーの肩を持つの?」
お妙の言うゴリラとは、土方の大学の先輩の近藤という人物だった。
近藤はお妙に惚れており、ストーカーと呼ばれても仕方のないほどに付回している。
「近藤さんはいい男だぜ?別に近藤さんと付き合えと言ってるわけじゃねえ。ただ、こんな番組で男を作られちゃ困るからな」
「ストーカーのせいで玉の輿が遠ざかって困っているの。こうなったら世界に旅立つしかないじゃない?
それに土方さんがこんな役目をすることはないわ」
「俺だって来たくて来たわけじゃねえよ。近藤さんが複雑骨折して動けねーから・・・」
本来ならこの旅には近藤が参加するはずであった。
しかし直前にお妙から殴る蹴るの制裁を加えられて、近藤は複雑骨折をして入院する羽目となった。
お妙の身を案じ、恋も諦めきれない近藤は後輩の土方に泣きついて、お妙を連れ戻すように頼んだのだった。
「もう、いい加減にして下さいっ!」
頼むから、とお妙の肩に触れた土方の手をお妙がパチンと叩いて払う。
これ以上怒らせると「消えろコルァァ!!」などと暴れ出すだろう。
あまりしつこくすると自分まで殺られかねないと用心し、土方は素直に引き下がる。
土方は仕方なく祭りの賑やかな集まりから少し離れた場所に移動し、一人で煙草に火を点した。
その様子を、お妙を迎えに来た銀時と九兵衛が見ていた。
最初は仲良く隣り合って座り、ヨーヨーを釣りながら談笑している土方とお妙。
そこまでは銀時も九兵衛も何とも思わず、楽しく会話しているところに割って入るのもおかしいので何気なく見守っていた。
しかし土方がお妙の肩に掴みかかりお妙がそれを拒否した様子は、まるで土方がお妙に強引に迫ったとしか見えない。
九兵衛は驚いてお妙のもとに駆けつけた。
「大丈夫か、妙ちゃん!あいつに何かされたのか!」
「あら九ちゃん・・・別に、何でもないわ」
慌てる九兵衛とにっこり微笑むお妙の様子をみながら、銀時は眉根を寄せた。
土方がお妙を狙っていることは知っていたが、いざそれを目の当たりにすると、気分が悪かった。
振られていい気味だと流すこともできず、正体不明の重苦しい感情が胸の中に燻る。
(なんだこれ・・・苦しい・・・?)
屋台の裏手の暗く人気のない場所で、土方は煙草を咥えていた。
暗闇の中で、土方の煙草の小さな赤い火だけが浮かびあがってみえる。
「お前も振られたんじゃねーか、人のこと言えねーなァ、オイ」
土方の後を追ってきた銀時は、暗い気分を変えるようにわざと明るくふざけた調子で声をかけた。
「何だお前、見てやがったのか」
「見てましたとも、お前が突き飛ばされるところまで、ちゃーんと!」
「別に、突き飛ばされてはいねえよ。手を払われただけだ」
銀時はにやにやと意地の悪い笑みで土方に近づき、顔を覗き込む。
落ち込んでいるのか、気にしていないのか、どんな反応をするのかが気になった。
それによって、土方がどれだけお妙に本気なのかが分かる気がしたからだ。
何故なのか銀時には分からないが、土方の本心がやけに気にかかるのだ。
しかし土方はそのことについては顔色ひとつ変えず、何の反応もしなかった。
それどころか、逆に銀時のことをなじってくる。
「テメーこそ、何なんだあれは!」
突然、大きな声を出されて銀時はひるんだ。
大声でなじりたいのは自分の方だったのに、逆に怒られた上に心当たりもない。
銀時はうろたえながら、首をかしげた。
「あ・・・あれって何のことだ?」
「九兵衛とベタベタしやがって・・・!」
土方が怒りの形相で睨みつけ、拳をわなわなとふるわせる。
「あ、それね。見てたのか。そうそう、俺、もしかして九ちゃんとイイ仲になれちゃうかも・・・!」
「イイ仲って・・・付き合うってことか?」
銀時が冗談のつもりでふざけると、土方はさらに怒り出し、頬までピクピクとさせた。
「多串君が怒ることないだろ・・・あ、もしかして嫉妬してる?」
それも冗談のつもりで、銀時がにやにやと笑う。
しかし土方はその言葉にハッと我に返ったような表情で、目を見開いた。
「し、嫉妬・・・?まさか、何で俺が・・・」
「だよなあ、嫉妬なんて図々しいぜ。いくらお妙にフラれたからって、もう九兵衛に手を出そうなんて気が多過ぎ!」
銀時は土方が九兵衛と仲良くしていた銀時に嫉妬しているのだと、そう思った。
実際には九兵衛にはアッサリとフラれてしまったのだから、嫉妬されてもお門違いなのだがあえてそこまでは言わずにおいた。
あまりフラれてばかりなのを知られるのも、面白くないからだ。
勝手に九兵衛と上手くいっているのだと思ってもらっていればいい、銀時は小さな見栄を張った。
「いや、そういうわけじゃねえんだ・・・が・・・これはマズくねえか?」
「はあ?意味が分かんねェよ!何かおかしいぞ、お前」
銀時には土方の動揺する本当の理由など皆目見当もつかないのだった。
その夜、土方はひとり深く悩んでいた。
銀時のことばかり気にかかり、特別に想っているらしい自分の気持ちに気付かされてしまったのだ。
まさか自分がお妙や九兵衛などに嫉妬していたなんて思いもしなかった。
しかし指摘されてみれば、確かにこの感情は嫉妬以外に表現のしようがない。
銀時とは出会って間もない上に、相手は男だ。
一体どこがいいのか全く分からない。
しかし実際に銀時が誰かと仲睦まじくしている様子など、腹が立って見ていられないほどに嫉妬してしまう。
(これはまさか、恋・・・ってやつか?)
自分でも自分のことが信じられない。旅行にきて何かおかしくなっているだけなのかもしれない。
土方はこの気持ちを認めてもいいのか、迷っていた。
結論の出ない想いに苛々とした土方は、乱暴に自らの黒い髪をわしわしと掻き回して、大きなため息をつくのであった。
○月×日 土方十四郎
あいつが女とイチャつくのが気に入らねえ。
この気持ちは何なのだろうか。分かるような気もする。
けれど分かってはいけないような気もするのでしばらく様子を見るべきだと思いましたアレ作文?
○月×日 坂田銀時
あいつが意外と女好きなのが気に入らねえ。
目の前でイチャつかれると、なんかキツい。
ていうかもう俺だけを見てろ!って言いたくなるのは我ながらスゲー変だと思いましたアレ作文?